箱型擁壁工法ハンドブック2013
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9道路用砕石(単粒度砕石S-40前後:呼び名S-60・2号、S-40・3号、S-30・4号)は細粒分が無いため、箱体の中や箱体周囲を密実に締固め転圧を行うことで、インターロッキング効果(噛み合わせ)が生まれ、擁壁全体が一体となったフレキシブルな構造になります。更に、単粒度砕石を締固め転圧を行うことで砕石と箱体の壁部分に強い摩擦が生じ、全体のインターロッキング効果と共に外力に対して強く抵抗します。※単粒度砕石を使用する、その他の理由①細粒分が無いため、浸水や雪解水による変状が起きにくい。②壁体材として永久的な耐久性がある。③単粒度砕石S-40前後(JIS・A5001-1995)は規格が明確であり、作業性も適切である。④壁体の排水性が高い。⑤水中でも使用できる。壁体材になぜ単粒度砕石を使用するのか?Q13A13222324設計について

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