箱型擁壁工法ハンドブック2013
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49「処理可能と判断」した場合は,暗渠管の流末に排水箇所があることを確認します。この場合は問題がありません。ただし背面の湧水箇所付近は土砂でなく単粒度砕石(壁体材)で埋戻しを行って下さい。「水量が多く暗渠管で処理ができない」場合や、排水箇所が暗渠管位置より上になる場合は、ヒューム管など強度のある材料で擁壁外に出す設計を行います。その際各小段や壁体部分(箱型の前壁部分を重力式形態のコンクリートで施工)は現場打ちコンクリートで砕石を保護します。(少量の場合は、遮水コンクリートのみで施工可能です)(マニュアルP.93-95)174175176177少ないが湧水が確認された場合は?斜面における暗渠管流末処理は?Q17Q18A17-1A17-2工法について

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