箱型擁壁工法ハンドブック2013
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572通りの調整や箱体を据付けた後に、ネトロンシートを箱体目地間に張り付けます。壁体材を投入する前にもう一度測量位置から通りや高さの確認をします。その際、高さや通りの修正が必要な場合、箱体を吊上げて、バールなどを使い調整します。※高さや通りが整っていると特に仕上がりが美しく見えます。雨などでネトロンシートを張り付け出来ない場合は、結束線を使い、外側で止めます。コーナー部の目地材1箱体下に空間ができそうであれば、箱体を一度持ち上げて、再度単粒度砕石(壁体材)を敷いて高さ調整を行って下さい。箱体を据付ける際に、高さや、通りの調整に板ギレやキャンバーなどを使用してはいけません。箱体の下に単粒度砕石が密着していない場合、地震の際、空間部分に箱体が移動しやすくなり、密実に詰まった状態に比べて噛み合わせ抵抗を発揮することが出来なくなります。現場案内人 箱 つよし君210211209206207208箱体の据付けは?Q22A22工法について

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