箱型擁壁工法ハンドブック2013
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62①箱体目地が大きく開き(60mm以上)壁体材が流出している場合は、補修でなく積直しを必要とする可能性があります。②箱体目地が40mm以下で変状(計算の確認でOKの場合)も少ない場合は現状のままで良いが道路利用者の安全を確保する必要(目地の開きが地震により開く可能性がある場合)がある時は40mm以下であっても上記の補修作業を行います。③鉄筋の長さは小段巾+500mm以上として長さを決定します。(小段幅部分は上載荷重が少ないため、抵抗が少なく、安定した拘束が得られにくいため、小段幅を+長さに含める)作業の安全を確保して行います。●道路下の場合は、特に注意が必要です。注意:目地巾が大きい場合(40〜60mm)は、ネトロンシート250mmを大きくします。①仮設として使用される場合は、押さえ盛土部分をビニールシート等で保護して下さい。②ある程度の期間供用後、再使用する計画の場合、あらかじめご指示頂ければ、解体用金具等の埋込など準備を整えることが可能です。230231229リユース(再使用)の場合は?Q2A2A1-2修復性とリユース

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