箱型擁壁カタログ
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18心理的癒し効果の提案 視覚疲労緩和の提案 (環境改善、CO2削減) 勾配と小段による効果(圧迫感の解消)箱型擁壁を構成する壁体材は単粒度砕石で構成されているため、多少の空隙が生じます。その空隙には様々な昆虫の棲息が確認され実にエコロジー性に富むことが多くの箱型擁壁施工済みの現場調査で判明しています。コオロギテントウムシアリダンゴムシ生物多様性の提案(生態的効果)かなり下垂するので下段には植栽をしません。ミヤギノハギ中段と最上段に下かすい垂する落葉低木を植栽します。ユキヤナギ(イメージ) サワガニ夏から秋に花が開花擁壁形状が創る小段による余裕空間箱型擁壁はコンクリート製品にありがちな圧迫感をあまり感じないのは、お城の石垣やお寺の屋根に似た緩やかな勾配や小段部分の空間が圧迫感を和らげて、なだらかな自然の線美が優しい感覚を見るものに与え癒してくれるからでしょう。特に小段部の余裕空間(大型ブロックの様な一直線に比べ)は安定感に伴う心理的な癒し効果を感じさせてくれます。

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