箱型擁壁カタログ
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22雨水や湧水が壁内に滞水しないため擁壁背面土の粘着力が低下しにくく間隙水圧の発生を抑止できます。その結果、水位の上昇による土圧の増加が生じにくくなります。豪雨などによる突然の湧水によって、暗渠管が処理出来ない場合は、箱体水抜き孔、小段の順に水が吹き出し、壁内に滞水しないため、安心です。それらの状況は目視で確認することが容易です。維持管理においても擁壁背面の状況が常に見えることで(小段巾の変状等の)、万が一の異常な状態を把握しやすく、対策を容易に行うことができます。確実な施工性は維持管理が容易間隙水圧が発生しない構造

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