箱型擁壁カタログ
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7箱型擁壁工法の重要なパーツの役割②-2排水管の設置③吸出し防止材 ④水平排水材盛土内の浸透水などを速やかに擁壁内に排除するための材料である盛土水平排水材や、背面土内からの土粒子微粒分の流出を防止し、浸透水や湧水などを擁壁前面に排除するための吸出し防止材は、箱型擁壁の設置条件や環境条件などを考慮し適切な選択を行い使用しましょう。吸出し防止材1ロール(幅2m×長さ50m)ポリフェルト/タフネルEXー40特に湧水のない通常の状況では、EX-40程度の使用でよいが、多量の湧水が確認できる箇所、河川、湖沼では土砂の微粒分流出を防止するため、EX-80を使用します。盛土水平排水材1ロール(2m×50m)背面側からの湧水などがみられる場合、盛土転圧締固めを行った後に、水平排水材としてEX-60を使用します。盛土転圧大型の排水管を壁体に取り付ける場合は、その流出管配置スペースとして箱体に間隔を設け、その中間に排水管を設置し、箱体の端部の端部止めを行なって、排水管の周囲をコンクリートで巻き立てる。また、端部止めの箱体と接する部分は、箱体と排水管とを目地材などでコンクリートと分離をする必要がある。盛土内の排水管は、盛土の変形に対応出来るように蛇腹管が良い。排水管の設置例(断面図)排水管の設置例(平面図)吸出し防止材、水平排水材の資料はこちらのQRコードから確認できます。

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