高い耐震性能・排水性能を共に備えた箱型擁壁工法は全国各地で採用されています。急速施工が容易で災害復旧にも最適です。

植栽マニュアル−草種の選択(お客様への説明資料)


メンテナンスを行う (緑化植栽後維持管理を行う。)

  1. メンテナンスを行う場合は多種多様な植栽が可能です。
  2. 植栽が可能な高さは管理上限定されます。特に擁壁上部は安全上の配慮を行い植栽をさけます。
    しかし、植栽を行う場合はつる類とします。
  3. 管理を民間で行う場合、植栽種の決定は管理を行う方たちの意見を取り入れます。
  4. 植栽用土は現地発生土でも良い。(但し、固結しないもの)

メンテナンスを行わない (植栽工事終了後の維持管理なし。)

  1. 植栽種がつる類であれば全段の植栽が可能である。その場合、A4以上の容器が好ましい。
    (早期に壁面緑化を望まれる場合は、A6連続以上の容器設置が望ましい。)
  2. 早期に壁面緑化を進めるにはビグノニアなど成長の早いつる類が好ましい。
  3. 花を希望される場合、南側で生存の可能性が85%程度あるのはマツバギクのみになります。
    その場合容器は最少径200mm×深さ500mm(植栽数1コンテナ)以上が必要です。
  4. 容器の選定と植栽土壌については「植栽マニュアル」を参照。
  5. 植栽用土に現地発生土のみを使用する場合、植栽種がつる類であっても枯渇することがあります。
    「植栽マニュアル」参照

植栽容器

※これらの資料は箱型擁壁協会:緑化設計システム合同研究部会で行った実験の結果から作成したものです。

南側に使用する容器

A. 基本的にA4、A6、A8を使用しますが、A6、A8は現地発生土を容器下半分50cm程に使用することが可能です。
注意:この種類の容器は雑草も生えやすくなるため、植栽種はつる系が良い。
B. グリーンパイプφ200を使用する場合は、マツバギクの植栽とします。
(但し、植栽指定土壌を使用)。
C. つる系が夏季を耐えるためにはA6以上が好ましい。
D. A6(0.33 u)一か所で植栽コンテナは6個程度とします。
E. A8(0.57u)一か所で植栽コンテナは10個程度とします。

北側に使用する容器

A. 基本的にA4、A6、A8を使用致します。内容は1−Aと同様。
B. グリーンパイプφ200を使用する場合は、植栽種をマツバギクのみとします。
C. つる系が夏季を耐えるためにはA6以上が好ましい。

植栽用土壌

1.有機質系土壌:グリーンフォスターLTを指定土壌とします。  
(保水性が高く有機物(植栽マニュアル参照)を含む)

植栽種

成長の早いつる類

カロライナジャスミン (北アメリカ・常緑) ビグノニア (アメリカ・別名 ツリガネカズラ常緑)
ツキヌキニンドウ (北米・常緑) ノウゼンカズラ「つる系」(中国・落葉)

その他のつる類 ◎在来種

ヘデラ・ヘリックス
(常緑性で葉が小さい・茎から気根を出して壁面に吸着)
ヘデラ・ゴールドハート (常緑性)
ヘデラ・カナリエンシス (常緑性で葉が大きい) ヘンリーヅタ (落葉性)
ナツヅタ (春から秋まで緑・紅葉後落葉) ヘデラ・ピッツバーグ (常緑性・ヘリックスより葉が小さい)

常緑低木

アベリア “エドワードゴーチャー”
(植栽20pピッチ程度に植栽)高さ45〜120cm
ヒペリカム ヒデコート
(植栽20pピッチ程度に植栽)高さ80cm

落葉低木

シモツケ “ゴールドフレーム”(植栽20pピッチ程度に植栽)高さ30〜50p

ダイアンサス類 “ ライオンロック”(常緑性) マツバギク(常緑耐乾性)
ヒメイワダレソウ(落葉性)  

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成長の早いつる類




その他のつる類 ◎在来種






常緑低木


落葉低木



施工例

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