高い耐震性能・排水性能を共に備えた箱型擁壁工法は全国各地で採用されています。急速施工が容易で災害復旧にも最適です。

環境部会の研究活動の紹介

植栽実験

三つ目が、今年度植栽実験中の内容の紹介です。現在、箱型擁壁協会では某大学の緑化専門の農学博士の指導の元、岡山県瀬戸内市と北海道北見市の二ヶ所に実験セットをつくり、箱型擁壁での緑化としてどのような植物が適するかの植栽実験を実施していますが、今年度の岡山県での植栽実験はこの9月に実施したばかりです。今回は、箱型擁壁の緑化は基本的に植栽後の定期的な手入れを行わないメンテナンスフリーの植栽を提案しようとしていることから、特に雑草の生えにくい植物の選定や防草対策の方法を確立するための実験を行っています。今後、約2年間雑草の状態を継続観察して最終的な提案植物と防草対策工法を確立していく方針です。
箱型擁壁協会では、今後のインフラ整備の中で単に一般的な土留め擁壁としての機能だけではなく、近年の大地震や集中豪雨による水害等においても擁壁としての機能を失わず、且つ環境との調和が図れる擁壁としての確立、また同時に今後の新しい社会整備に求められるライフサイクルコストの低減に添った擁壁を提案し続けていきます。

岡山県 長船工場での植栽実験  2012/9/27