箱型擁壁工法 環境改善の提案
13/28

12生物多様性の提案(生態的効果)G箱型擁壁を構成する壁体材は単粒度砕石で構成されているため、多少の空隙が生じます。その空隙には様々な昆虫の棲息が確認され実にエコロジー性が高いことが多くの箱型擁壁施工済みの現場調査で判明しています。小段部が解放されているため、砕石の空隙は昆虫の棲家となり土壌同様の営みが行われています。また、水中においても空隙は水棲生物の棲家となり、壁体材が作り出した空隙は昆虫にとって陸上でも水中でも生物多様性の循環環境となっています。箱型擁壁はコンクリート製の抗土圧擁壁でありながら生物との共存を可能にしている生態機能擁壁でもあります。コオロギテントウムシアリサワガニダンゴムシ

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です