箱型擁壁工法ハンドブック2013
14/68

1312%程度まで可能です。ただし、勾配末端には端部の箱体を受ける抑止壁が必要になる場合があります。地山がない場合は、端部箱体を受ける支持部を設ける必要があります。(マニュアルP.93)縦断勾配はどの程度可能か?Q17A17地震時に地盤が道路勾配に沿って動きやすいため、道路勾配下側端部に割栗石を地山との間に詰めます。現場発生の転石等や大きめの石でも良い。支える地山がない場合は、現場打重力式擁壁を設置し、ジョイントにエラスタイトを張り付けます。水平施工で前面道路に勾配がある場合擁壁勾配端部に地震時には、大きな負荷が発生します。割栗石はフレキシブルで抑制効果が高くなります。勾配施工の端部納まり(縦断勾配が大きい場合)注:災害復旧などで急速施工が必要な場合は、水平施工を選択します。湧水が多い場合なども水平施工を選択します。353433e設計について

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です