箱型擁壁工法ハンドブック2013
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27延長方向も同様にエラスタイト10mm以上を使用して10m毎に施工します。延長方向の目地切り位置は箱体の目地位置と同じ位置にならないようにします。(同じ位置にすると伸縮目地材が水抜き穴と重なり、コンクリート伸縮目地材として面積が小さく剥がれ易い)78急激な水位の変化が起きる可能性がある場所では、水抜孔だけでは擁壁に残留水圧が作用する可能性があるため、小段部分に保護コンクリート施工の型枠を組む際、半円のボイド管(100mm〜150mm)を水抜孔として横断部分(小段天端に伏せて型枠内に入れる)に設置します。74A28-2A28-3急流部の場合の例ボイド管半割(φ100〜φ150)777576注意:延長方向は10mに1カ所エラスタイトを横断方向(箱型のジョイント部分以外の位置)に入れます。注意:目地のネトロンシートは補強コンクリート施工でも設置を必ず行います。設計について

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