箱型擁壁工法ハンドブック2013
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361万が一にも支持力強化策を取らないで施工を行ってはいけません。必ず発注者に確認を取って処置をお願いします。2調査の結果、基礎地盤の許容支持力度が、箱型擁壁の地盤反力度に対して不足する場合には、その対策の一つとしてテンサーマットレス等の工法を提案することが出来ます。(マニュアルP.83)基礎掘削面を歩いて一部に靴が埋まるような状況が確認できれば、支持力不足の可能性があります。現場代理人にその事実を伝え支持力強化の対策を検討していただきます。111112排水計画は晴天時より雨天時の状況判断で計画を立てます。湧水が多い背面の盛土は単粒度砕石で行い、土砂を使用しないで下さい。※対策①横断用暗渠管の設置ヶ所を多く設けて下さい。 (例えば10mに一ヶ所)②基礎下端の吸出し防止材は状況により 敷設の判断を行って下さい。背面から湧水が多い場合は?Q7A7113靴が埋まるような状況は?Q6A6工法について

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