箱型擁壁工法ハンドブック2013
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37①現場の状況により工法の選定を行って下さい。A:マットレス工法(単粒度砕石をジオグリットテンサー)で拘束した基礎版で、そのまま箱型擁壁の基礎になります。(マニュアル83P)B:置換工基礎(栗石、単粒度砕石、セメント系を含む固化材)C:浅層改良(セメント系を含む固化材)ー固化材を散布し、施工機により撹拌・混合し、整圧、転圧による地盤表層を締固め、固化します。D:柱状改良抗工法セメント系固化材による抗基礎他ー支持層まで直接ドリルによる掘削(撹拌・混合)を行い支持抗・摩擦杭とします。基礎地盤に支持力がない場合や不足する場合の対策案Q8A:マットレス工法115116注:安定計算時に粘着力Cを過大に見ないで設計を行い、現場において、設計変更等の状況に対応しやすくします。盛土又は地盤全体が不良な場合は浅層改良などが必要です。C:浅層改良118114マットレス工法による基礎(軟弱な地層に効果を発揮するが、背面土が盛土の場合は盛土部分下の地層も検討が必要)■例えば浅層改良など、盛土部地盤全体の改良が必要になる場合もあります。■ローム層などで基礎の強化のみ必要な場合支持地盤が比較的浅い位置にある場合は有効です。B:置換工基礎117A8工法について

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