箱型擁壁工法ハンドブック2013
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50最上段終了後に、ガードレールパイプを振動機械で打ち込まないように注意して下さい。注意!人工的な振動を箱体に与えると箱体が変状する可能性があります。箱体据付け後、最上段の仕上げを行う際、工事用重機(0.7のバックホーは20トン)の作業位置が擁壁に近づかないように注意して下さい。設計で考慮していない動的荷重が擁壁を動かす場合があります。盛土に粘性土など含水比の高い土を使用した場合、特に注意が必要です。178179180締固め転圧不足に注意(バックホーで締固めをしないで下さい)注意!現地発生土を裏込め土として再使用する設計になっている現場では十分強度確認を発注者や現場代理人にしていただくことが必要です。過去の事例では、箱体が変状する原因の多くが、転圧不足と盛土材の強度不足となっていますので、注意が必要です。最上段の仕上げは?Q19A19e工法について

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