箱型擁壁工法ハンドブック2013
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7井桁組擁壁は構成する部材同士を組み合わせながら積み上げるので、全体には剛体に近いと考えられます。箱型擁壁工法は箱体の構造計算を明確化したうえで、箱体同士を非結束でフレキシブルである工法にしています。よって同類としては扱えません。しかし排水性能は同程度と判断出来ます。井桁組擁壁と同類か?Q10A1019擁壁構築付近に溜池や河川がある場所では、過去に盛土を行った可能性を考えて支持地盤の確認を十分に行って下さい。(基礎掘削後、現場代理人に設計の数値を示して確認を行って下さい)A9-2擁壁構築箇所が水田や軟弱地盤の場合、背面(水田の場合もある)の状況や支持層の確認が取れなければ設計が出来ないと判断します。お客様(発注者または、設計依頼者)にその処置や状況について確認を行って下さい。施工場所の情報が不明な場合は?Q9A9-11718設計について

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